家族の結束力を高め、お互いの夢を応援し合う「家族手帳タイム」のススメ~中身紹介あり!~
みなさん、こんにちはクラてちです。
今日は、私が週に一度行っている「家族手帳タイム」についてご紹介します。
これは本当に効果があったので、ぜひみなさんにおすすめをしたいと思い(特に、ご家庭をお持ちの方は必見!)、この記事を書こうと思いました。きっとお役に立つ情報があるかと思いますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
さて、「家族手帳タイム」とは?
「家族手帳タイム」とは? ~始めたきっかけ~
簡単にまとめると、「家族全員が、それぞれの手帳を持ち寄って、みんなの目標について話し合う時間」です。
先ほどもお伝えしたように、我が家は週に一度、日曜日の夕食後におこなっています。
週のどこでおこなうかは、それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせていただければいいのではないかと思います。
大体の流れは次の通りです。
① 振り返ろう … その週における、それぞれの目標を達成できたか確認する。
② 計画を立てよう… 次の週に、どのようなイベントがあるか確認する。
③ 目標を立てよう… 先週の振り返りや、次の週のイベントを踏まえて、次の週の目標を立てる。
④ 伝え合おう … 現在、困っていることや、伝えたいことについて話し合う。
⑤ 応援し合おう … 決定事項を整理して、お互いを応援し合う。
「家族手帳タイム」をはじめるきっかけとは?
私は小学校の教員をしているのですが、学校行事や成績の時期になると、なかなか家族とじっくり話す時間が取れないことが多くありました。それによって、妻や子供達が、今どういう状況にいるのかを、きちんと理解することができていませんでした。
自分の手帳には「妻や子供達の話を聞く」ということが書いてあるにも関わらず、なかなか行動に移せていない自分にももどかしさを感じていたのです。今、思うと「忙しい」を言い訳にしていたのかもしれませんね。
去年の夏ごろから、妻や子供達も自分の手帳を本格的に使い始めたのですが…
そんなある日、妻の方から「週に一度、家族で話す時間を取らない?」という提案があったのです。
これはチャーンス!と思い、「それ、いいね!」と即答しました。
それで「家族手帳タイム」がスタートすることになりました。
「家族手帳タイム」に必要なものって何?
1点目 … 家族全員予定を管理できる手帳1冊
2点目 … 家族のメンバー各自が持っている手帳
1点目の「家族全員の予定を管理できる手帳」について
あると便利なのが、家族の「予定」と「振り返り」を書けるものです。
自作で作ってもいいかもしれませんが、そうすると私の場合は、また開始時期が遅くなってしまいそうだったので、私は市販のものを使用しています。
それが「7つの習慣 ファミリープランナー」です。
この手帳には、家族の「ミッションステートメント」「年間目標」「月間目標」「週間目標」「1週間の振り返り」が全て用意されていて、すぐに使えるようになっています。
また、この手帳は「7つの習慣」(自己啓発本として世界的な名著です)の考えに基づいて作られているので、「7つの習慣」が好きな方やこれから実践してみたいという方には、特におすすめをします。
2点目の「家族のメンバー各自が持っている手帳」について
「家族手帳タイム」を試しにやってみたいという方は、先ほど紹介した「家族全員の予定を管理できる手帳」だけでもいいかもしれません。
私の家族は、一人ひとりが手帳を持っていたので、各自持ち寄って、決定事項(目標やイベント)をさらに細かいスケジューリングに落とし込んで、自分の手帳に書き込んでいきます。
「家族手帳タイム」の進め方はどうやるの?
前述した「家族全員の予定を管理できる手帳」(私の場合は「ファミリープランナー」)をファシリテートする人が記入していきます。我が家の場合は、私がファシリテート役となっています。
① 振り返ろう … その週における、それぞれの目標を達成できたか確認する。
まずは、自分達が立てた「その週の目標」に対しての進捗を確認していきます。
1枚目の画像はその週の頭に書いたもので、2枚目が週の終わりに書いた振り返りです。
ちなみに1枚目の画像にあるように、目標は「自己成長」と「家族に対する役割」の2つの面から考えて立てています。そうすることで、仕事や学校だけに注力するのではなく、「家族というチーム」に対する貢献を忘れることはありません。
② 計画を立てよう… 次の週に、どのようなイベントがあるか確認する。
次の週の予定を確認していきます。それぞれの週末の予定や、習い事、記念日などです。この情報を共有することで、家族がどのような1週間を過ごすのかが分かりまし、その後の話題も自然と広がっていきます。
③ 目標を立てよう … 先週の振り返りや、次の週のイベントを踏まえて、次の週の目標を立てる。
振り返りや次の週の予定が確認できたら、「じゃあ、今週はどういう風に過ごす?」「どんな目標を立てようか?」と話し合っていきます。ここはファシリテート役が「じゃあ、あなたの目標は〇〇だね。」と一方的に決めると自分事ではなくなってしまうので、気を付けましょう。
写真の赤線は、その目標が達成したときに引いたものです。ほぼ目標達成していますねぇ。
④ 伝え合おう … 現在、困っていることや、伝えたいことについて話し合う。
ここでは、現在、自分が困っていることや、モヤモヤしていることを話します。子供の場合は、学校での出来事などについて、私や妻は仕事のことや家庭内のことなどをザックバランに話します。自分で悩みを抱えるのではなく、週に一度こういう場を設定することで、気持ちの面でも楽になることができます。ちなみに、先日我が家では、「部屋をきれいに保ちたい。」というリクエストから、話し合いが始まり、最終的には「担当の場所を決まった曜日に、一斉清掃をする。」ということを共有事項として決めました。
⑤ 応援し合おう … 決定事項を整理して、お互いを応援し合う。
最後は、それぞれで立てた目標や家族の共有事項が達成できるように、お互いを応援し、「来週もみんなでがんばろう!」と言って終えます。
「家族手帳タイム」の一工夫とは
これはズバリ、「楽しい雰囲気で過ごす」です。
テーブルの真ん中にお気に入りのお菓子を置いたり、心地のいい音楽をかけたりするのもいいですね。
それと、例え目標を達成していなくても「なんで達成しなかったんだ!ダメじゃないか!」とか否定してはいけませんよ。
応援することに徹しましょう。「そうか、どうして達成しなかったんだろうね。思い当たることはある?」子供の中から引き出すことが大切です。
そして、少しでも目標に近づいていたら「すごいじゃん!がんばったね!」と称賛しましょう。
「家族手帳タイム」ってどんな効果があるの?
さて、半年ほど「家族手帳タイム」」を続けていますが、
次のような、「7つの効果」が得られています。
●家族の予定を忘れることがなくなった
●家族の夢や目標を知ることができ、支援することができるようになった
●家族に公言することで、自分の目標がさらに達成しやすくなった
●みんなが目標に向かうことで家族の雰囲気が明るくなった
●家族の会話が増えた
●心の中にあるモヤモヤしたものを話せる場を設けることができた
●子どもに対して「〇〇はもう終わったの?」と逐一聞かなくてもできるようになった。
今回は、「家族手帳タイム」についてお伝えしてきました。人生を豊かにする基盤は「家族」です。その基盤づくりのために、この「家族手帳タイム」はきっとあなたのお役に立てるのではないかと考えています。ぜひ一度試してみてください。