小学校で実践している 夢を叶える「クラス手帳」の中身~やる気がみなぎるごほうび編 『手帳ポイント』とは~
こんにちは、クラてちです。
今秋から持久走ウィークが始まりました。休み時間になると、全校児童が校庭の周りを走ります。
僕もがんばって走ろうとは思いながらも、どんどん子供達に追い抜かされる始末・・・
う~ん、体力不足を痛感します。。。
さて今回は、「やる気がみなぎる ごほうび編 『手帳ポイント』」ということでお送りします。
ぜひ最後までお読みくださるとうれしいです!
「手帳ポイント」とは?
前回、少しだけ触れましたが、手帳ポイントとは、「今日の成長・よかったこと(3)」や、「この日にやる仕事(1)」に書かれている、『( )の中に書いてある数字』を指します。
「今日の成長・よかったこと(3)」でいうと、この項目を書くと「3ポイント」が入るということになります。
そして、クラス手帳のリフィルの一つとして、「ごほうびシール台帳」というのがあり、10ポイントでシール1枚を台帳に貼っていきます。
手帳ポイントを集めて「おかわり優先券」をゲットしよう!
さて、手帳ポイントを集めると何かいいことがあるのでしょうか?
そう、あるんです! それは何かというと・・・「おかわり優先券」です。
要は、給食の時にする「おかわり」は、通常ですと食べたい人でジャンケンなどをして勝った人しかもらえないのですが、この「おかわり優先券」をだせば、ジャンケン無しで「おかわり」がもらえるという子供達にとっては、喉から手が出るほど欲しいアイテムなのです!!
な~んだ、そんなことかぁ、と思われるでしょうけれども、意外とみんな欲しがるんですよ(笑)
現在、この「おかわり優先券」は、手帳ポイントが「500ポイント」を達成したら、1枚もらえるというシステムになっています。
おかわり優先券は「きっかけ」に過ぎない
「子供のやる気をモノでつるなんて・・・」
「それでは、本当の主体性は育めないのでは・・・」
うんうん。もちろん、そのようなご意見はあって然るべきだと思いますし、否定するつもりは全くありませんし、色々な考え方があっていいと思っています。
私としては、この「おかわり優先券」は、ただのきっかけに過ぎないと考えているのです。
始めのうちは「おかわり優先券」を目当てに手帳をつけたり、勉強をしたりしているうちに、それぞれの習慣が身に付き、結果が出ることで次第に目的が変わってくるのではないでしょうか。実際にそういったケースをこれまでも見てきています。
また、頑張った対価が何もない状態で、「将来の自分のためにがんばって!」というのは、子供にとってはかなり難しいものがあります。これは大人も同じですよね?
次回について
さて次回は、子供達の主体性を育む「学習リフィル」について紹介をしていきます。
使える教材リンクもたくさんし紹介できると思いますので、どうぞお楽しみに。
それでは、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。